L’aideの事務員Sです。
ビジネスの合間のブレークタイムに4つのSTEPであなたのIT不安をちょっと解消するをテーマに発信していきます。

【STEP.0】
今回は新たにホームページの開設を検討している方や、既に開設はしているけれど、思ったような運用や狙った効果が実感できていない方のために、「ホームページの理想」について考えるための道筋を立ててみたいと思います。
ちょっと一息した時間」に目指したい方向性を見つけて、頭をすっきりさせるきっかけにご一読いただけたら嬉しいです。

目次

1.企業ホームページは必要か?

2.ホームページに代わる媒体は何だろう?

3.ホームページの運用はどうすればうまくいく?

1.企業ホームページは必要か?

そもそもの話ですが、「企業ホームページは必要か?」といった疑問があります。

企業のプロモーションを考えるときに、なぜ、ホームページがおすすめなのでしょう?ホームページがあると、企業のイメージはどう変わるのでしょうか?ホームページが消費者に与える印象や影響について考えてみましょう。まず、ホームという言葉に込められた意味同様、ホームページは、企業の「」といった位置づけのような印象があります。」はというと、そこに行けば、「住人の色んな一面が見られる」といった印象です。
つまり、その企業を紹介するのに、必要な情報はそこに全て詰まっているイメージですよね!

 

 

また「どっしりとした立て付けの印象が持てる」ので、信頼できるかどうかを見極める際の判断材料のひとつになるのではないでしょうか。どうやらホームページは、企業の「信頼」と「プロモーション」のために開設して運用していくとよさそうですよね。なんとなく、「ホームページがあるといい」といえる理由を確認できたところで、ホームページに代わる媒体は、他にどんな選択肢があるのか」を考えてみましょう。

 

2.ホームページに代わる媒体は何だろう?

他に発信できる選択肢がある中で「ホームページを選ぶといい」と言える理由について、
次の3つの疑問に答える形で考えていきたいと思います。
ホームページの特徴は何か?
ホームページに代わる媒体は何か?
どういった違いがあるか?
この3つの疑問を考えることで、ホームページの必要性を確認したり、
いくつも選択肢がある中で、あえてホームページを選択する理由
しっかりとした論拠を持って考えることができ
そうですね。

上記の疑問の答えとして、4つの媒体をご紹介します。
企業をプロモーションするための媒体は、広告業界で大きく3種類に分類されています。
①オウンドメディア(Owned Media)
➁ペイドメディア(Paid Media)
③アーンドメディア(Earned Media)
最近では、アーンドメディア中でさらに個人の拡散による広告媒体のことを
④シェアードメディア(Shared Media)
といい、これを加えて、4種類と言われています。

それでは、それぞれのメディアの特徴とホームページの特徴について、このあと詳しく説明していきます。

 

①オウンドメディア(Owned Media)とは、Owned(自社で所有している)広告媒体を指します。

たとえば、自社で運営しているインターネット媒体(ホームページブログ、メールマガジン)、または、自社で作成している紙媒体(広報誌、ニュースレター、パンフレット)を含む媒体のことです。
オウンドメディアは、発信の視点を持っているので、なんといっても、自社で「情報」を吟味しながら発信できるところが一番の魅力です。
他のメディアと比べて、ユーザーと密接な関係を築いていくことができるところがメリットとしてあげられます。一方で、ペイドメディアのようにすぐに効果が表れない点や、継続的に情報を発信し続けるためのリソースが必要な点は、デメリットといえるかもしれません。

 

オウンドメディア、なかでも、ホームページの運用で得られる成果は、大きく分けて3つあります。
1.ブランディング
2.採用促進
3.潜在顧客の獲得
です。それぞれどんなものか説明します。

1.ブランディング

たとえば、自社のサービスや企業理念などを通して発信していく中で、自社のブランドイメージを構築することができるので、戦略の一つとして意識してみるとよいでしょう。商品、またはサービスや企業理念の継続的な発信を通して、自社のイメージをターゲット市場に浸透させることができます。そのようにして、やり方次第では、競合との差別化を図ったり、消費者に愛着を感じてもらう広告につなげることが可能になります。
そうして、オンリーワンのブランドとして市場に浸透させることができれば、オウンドメディアを通しての「ブランディング・プロモーション」に成功したといえるのではないでしょうか。

2.採用促進

たとえば、自社のサービスや企業理念などを発信していく中で、それを見たユーザーの中に入社希望の意志を持つ人が現れたり、問い合わせが来たりすることも出てくることと思います。その際に、就活者は、企業のあらゆる情報をネット検索などを通して調べているので、企業や仕事に対して、かなり高い確率でイメージを伴ってアプローチしてくることになります。
発信している内容と欲しい人材のマッチングの確率が高まるので、採用後のミスマッチや人材の流出を防ぐことにつながります。
成功事例としては、「社員の日々の活動」をブログで伝え続けることで、採用のミスマッチが起きる頻度を抑えることに成功した企業の事例があります。

3.潜在顧客の獲得

たとえば、自社の商品やサービスだけでなく、企業理念や世界観に賛同し共感した人が、新たな顧客となってくれることがあります。既存の顧客にも、さらに深く知ってもらうことで、愛着を深めてもらうことができるでしょう。結果として、集客力が高まるだけでなく、顧客の枠を超えて、さらにファンになってもらうことが可能となります。オウンドメディアで、一気に顧客をファン化するチャンスがあるというわけです。ファン化した顧客は、自社のブランドに強い愛着や満足感を感じているので、サービスそのものだけで提供しきれない部分にも満足感をもってもらうことが可能になります。結果として、安定して長く愛用してもらえる確率がグッと高まります。商品やサービスだけでなく、世界観を表現した記事を発信し続け、センスに共感した読者が新たな顧客獲得につながり、ファン化につながったといった成功事例も数多くあります。

 

➁ペイドメディア(Paid Media)とは、Paid(お金を払う)ことで利用できる広告のことを指します。

たとえば、4マス広告(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)やインターネット広告(リスティング広告、バナー広告)など、不特定多数のユーザーにアプローチする広告媒体のことです。一般的に、テレビCMの予算は高額ですが、ネット広告は、低予算から始められるものがあります。
ペイドメディアは、集客・仲介の視点を持っているので、不特定多数に向けた情報発信により、短期間で多くの集客につなげられるところが一番の魅力です。
他のメディアと比べて、興味関心を持つユーザーとの接点を作ることも得意なので、仲介の役割も果たしてくれるのはメリットといえるのではないでしょうか。逆にデメリットはコストが高いので、ターゲットを設定しないと、コストが無駄になってしまうことではないでしょうか?

 

③アーンドメディア(Earned Media)とは、Earned(有名ブロガーやインフルエンサー、記者などによる信頼や評判を受ける)ことで拡散される広告を指します。

5大SNS(Facebook、Twitter、YouTube、Instagram、Line)は代表的な媒体であり、多くの企業がアカウントを作成しています。その他、はてなブログなどのソーシャルブックマークといった媒体も含みます。
主に、SNSではエンゲージメント機能(いいね、シェア、コメントなど)により、商品やサービスについての情報が消費者を起点として拡散されていくことで、広告の
役割を果たします。
アーンドメディアは有名ブロガーやインフルエンサーからの、記者などによる拡散の視点を持っているので、有名な個人ブロガーやフォロワーが何万人もいるインフルエンサーからの投稿、または、大手口コミサイトの投稿など、拡散力のある著名人が投稿することで信頼性も高く、ペイドメディアのように短期間で多くの集客につながることも期待できるのが魅力です。
しかし、アーンドメディアもオウンドメディアと同じように、継続的な発信が成果につながるところがあるため、拡散力のある発信者に取り上げてシェアされるまでの期間が長くかかることもあり、「短期的に成果を上げることはなかなか難しい」ところはデメリットかもしれません。また、報道やインフルエンサー、有名ブロガーなど拡散力の強い第三者が主体となるため、情報をコントロールすることは困難ですので、そういったリスクを踏まえて、「誰に」「どんな」コンテンツを届けるかを選定する必要があることも考慮する必要があります。また、それぞれのSNS媒体がもつ特性や利用しているユーザーの傾向を分析し、適した媒体で発信をすることも大切です。

 

④シェアードメディア(Shared Media)とは、Shared(一般消費者のSNSによるシェア機能を利用する)ことで拡散される広告を指します。

アーンドメディア同様、SNS(Facebook、Twitter、YouTube、Instagram、Line、TikTok)などが主な媒体です。アーンドメディアがインフルエンサーや報道機関などのパブリシティによるSNS投稿を含むのに対して、シェアードメディアは一般消費者の口コミやSNSでの拡散によるSNS投稿を含みます。
シェアードメディアは、個人による拡散の視点を持っているので、口コミによる確かな基準があるので、一般の個人からの高評価を多く得られることができれば、高い宣伝効果が得られて、認知拡大を狙えるチャンスにつなげることが期待できるのが、一番の魅力です。
また、SNSのユーザー同士による拡散によって、広がり方に限りがないことも大きなメリットです。シェアードメディアを効果的に活用することで、資金力に余裕のない企業や小規模事業でもコストをかけずに自社の製品やサービスをプロモーションできる期待が持てます。SNSのユーザー同士によるシェアや消費者のリアルな口コミの拡散が起きれば、認知拡大やブランドイメージ向上の期待ができることもメリットといえるでしょう。
拡散者として一般ユーザーを対象としていますが、アーンドメディア同様に情報管理が難しく、根拠のない情報が広く拡散してしまうリスクもあるため、信頼性はやや低い傾向にあるといったところは気を付けたいところです。炎上につながる可能性もデメリットとして、注意する必要があるかもしれません。

 

3.ホームページの運用はどうすればうまくいく?

どのようにすれば、ホームページの理想の運用に近づけられるのでしょうか?
効果を実感するためには、何を意識して、どのように取り組めばよいのでしょう?

オウンドメディアインターネット媒体のひとつであるホームページですが、他のどの媒体よりも、自社の特色を伝える表現の方法が自由に選べるというメリットがあります。そこにその企業らしさ、ブランディングを構築できるチャンスがあるのです。
そのためには、まず、「誰に」「何を」「どう」伝えたいのか?といったことを、次の3つの視点で考えてみたらどうでしょう?
①「求める顧客像に」「自社の理念や世界観を」「どうブランディング」するか?
➁「求める就活者像に」「自社の理念や世界観を」「どうブランディング」するか?
③「潜在的な顧客像に」「自社の理念や世界観を」「どうブランディング」するか?
つまり、「顧客と就活者」を具体的にイメージして、「自社の理念や世界観を」具体的な言葉にして、ブランディング確立のために発信を重ねていくことで、自然と「顧客就活者ブランディングも」結果につながってくるのではないでしょうか。

さて、理想のホームページのイメージがみえたところで、そこに向かう戦略をどのように立てて、どのように運用すればいいかといった具体的なお話は、「対象者が求めるコンテンツ作成継続的に行う、アクセス数の分析を重ねる、発信力を上げる、そしてその先に顧客も就活者もブランディングも含めたPRの成功につながってくる」というサイクルをイメージをして、詳細の説明は、またの機会に投稿したいと思います。

いかがでしたか?
記事を読んだことで、ホームページの運用で感じていらっしゃる
お悩みが少しでも解消できたなら幸いです。

 

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